政策金利 0.25%引き上げ
今日は、マレーシアは祝日です。
何の休みだか良く分かっていませんが祝日です。
マレーシア人に聞いても、良く分からないと言っていましたが
祝日が多くて、何だか良く分からないお休みが、たくさんあります。
マレーシアの中央銀行が、政策金利(OPR)を0.25%引き上げ
3.25%へと変更されることになりました。
マレーシアでは、個人が抱える負債額が増えています。
自動車、家が特に大きいローンの原因となっていますが
世帯負債額が、マレーシアGDPの86.8%にまで拡大しており
利率を引き上げることで、過度な負債を抑制することを目的にしています。
OPR(Overnight Policy Rate)は、銀行間の借入金利ですが
政策金利の上昇は、銀行預金金利の上昇
ローンの借入金利の上昇に波及してきます。
今回の引き上げで、政策金利は3.25%となりましたが
マレーシアのインフレ率は、4月は3.2%となっており
政策金利を上げないと、物価上昇に金利が追い付かない状況でした。
今回の政策金利引き上げは、2011年5月以来となりますが
識者の中では、妥当な引き上げとみています。
また、さらに追加で0.25%の引き上げの可能性もあると見ており
もう一段の金利引き上げがあるかもしれません。
マレーシア不動産投資を、住宅ローンを含めて考えている方は
金利上昇分が、コストとして跳ね返ってきます。
借入金額が大きいと、ちょっとした金利の差も
大きな差として表れてきますので、しっかりと資金計画を立てましょう。
2014年は、全体的に不動産マーケットは落ち着いています。
税率の引き上げや、外国人投資基準の引き上げ
そして、来年からのGST導入などがあるため
2014年、2015年は、少し落ち着いた年になると思います。
不動産の取引数も、今年は明らかに落ちており
価格上昇も今年は比較的抑えられるのではないかと思います。
長期的に見れば、良い仕込み時かもしれません。
良く言われますが、人が買っている時には「売り」
人が売り始めたときには「買い」
というのが、投資の世界では良くある事です。
マレーシアの経済成長は、順調そのものですので
上手く波を捉えて、良いポイントで仕込んでおきたいものです。
いつも、ありがとうございます。
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